松尾ちゃま「Brain Park」発売記念

大 阪 石 日 記

2000年2000年春よ来いスペシャル

3月24日(金)

松尾さんが出演するFMキタはファッションビルの1階のオープンスタジオだった。ほんとにオープンで(笑)ビル風がびゅーびゅー。隣の花屋さんの鉢植えは次々とひっくり返っていた。「さぶいぃー」くるくる回りながら(笑)待っているとぞくぞくと知った顔が合流。こうやって集まってくる瞬間がすごく嬉しいんだよなー。をを、見覚えのある関東のGAR−YIZファンのかたがたも・・・せっかくですものねー(^^)リクエスト用紙に書き込んだりしているとMにゃんがお友達と登場。ちょっと用事してくるねーと言ってファッションビルの中へ。それと入れ替わりのるように松尾さん登場。う、なんてタイミングの悪さ。だけど松尾さんはギャラリー多いので嬉しそう。白のハイネックに黒地の花柄のジャケットでした。3時20分ころから「Be Happy」という番組にご出演。20分ほどのご出演でしたがパーソナリティの方とのやり取りもセンスが良くて(^^)「愚かになってキスしてしまえよ」ってどなたに向かって歌ってらっしゃるんですか?」っていう突っ込んだ質問にちょっとどぎまぎしていた松尾さんが印象的でした(^^)(「気の弱い男が主人公なんです」と客観的にお答えしてらしてましたが。)

その後、5時からのインストアのためにTOWER RECORDに移動。今日のイベントは全部梅田だから歩いて移動だからなんだか時間を有効に使えるなぁ。会場にはもうたくさんの人が。をを、知ってる顔がいっぱい(^^)そうこうしている間に松尾さん登場。お召し物はさっきのジャケットと同じだけど中は赤にお召しがえしてらしてました(^^)ピアノに立てかけられた告知の看板に隠れるように(笑)リハーサル。そのあとしばらくしてストレンジディズの宮脇さんの司会で松尾さん再登場。いきなり「オリジナルではないんですが」と言って「Imagine」を。ピアノを弾く指先までしっかり見えてなんだかどきどき。そのあと、やはりピアノで「愛しのロージー」。そのあと「BRAIN PARK」の中からCDで「エデンの南」を。以前ラジオ(それも電話で)で聴いてはいたもののこんなに大音響で聴くと杉さん松尾さんのコーラスワークにくらくらっ・・・う、美しい。。。隣にいたNNちゃんとよろめきそうになるのを支えあいながら聴き入ってしまいました(笑)そしてアルバムの中から「憂鬱と言う名の雨」を。♪ちぇいぇいぇ〜ん♪と口づさんでいる方もちらほら。ん〜ん、いい感じ(^^)

その後はCDジャケットと同じデザインのカードにサインしていただく。松尾さん私の顔を見るなり「おっNちゃん」ひえぇーどうしてご存知なんですかぁ〜?ちゃんと名乗ったこともなかったのに・・・「バリのランニングのとき、途中で何か買いに行ったでしょ。フィルム買いに行ったの?」ひぇーっなんでそんなこと覚えてくださってるのぉ?(^^;;「あ、カメラの電池です。。。」いやぁ〜ん、もうぅー(^^;;でも感激でした。

みんなでお茶をした後、今回の遠征のメインイベントGAR−YIZのライブ会場であるHEAT BEATに移動。HEAT BEATは指定席だから開演直前に行ってもOKなのだ。だけどチケット取ったのが遅くてひとりぼっち。まぁ、しゃーない。後ろから3列目のほぼ中央。全体を見回せてなんだかいつもと違った雰囲気。たまにはこんなのもいいかもしれないな。

開演の7:30ちょうどにオープニングアクトであるThe Barnettsの登場。堂々としててうまかった。音も厚いし、ヴォーカルも嫌味がないし。MCになると打って変わってとっても謙虚で(笑)「ほんま、すんません。もうちょっとで終わりますから我慢して聴いてください」ってほんと、大阪のいいあんちゃんって感じで好感持てました。オープニングアクトといっても7〜8曲はやってたなー。それでもきっかり30分で収めて帰っちゃうとこはさすがでした。

10分ほどの休憩の後にいよいよGAR−YIZの登場。私の席からは全体が見回せて会場の雰囲気までよくわかる。
GAR−YIZのテーマから始まり「JET」につながる。なんとなくまだ会場は様子を見ている感じ。「こんばんはー。GAR−YIZです。初めての東京脱出と言うことで・・・」上田さんがMCを始めるとあちこちから「ガーリー!!」とか「待ってたよぉー」という声援が飛ぶ。上田さんファンパワーさすがです。「I'm a loser」から「Help!」へ。東さん「Beatlesって前期はまだいいんだけど後期になるといろんな音が複雑になって来て大変なんです」というとすかさず横から伊豆田さん「一番大変なのは僕でしょ。リズム隊はおんなじ音なんだから」そりゃま、そうですよねぇ(^^)「The Fool on the hill」伊豆田さんの声が会場全体に水を打ったように響く。ああ、癒されちゃうなぁー。。。「Come together」のあと伊豆田さんのMC。「会場が大きくてビートルズになった気分です」確かにこの会場は大きい。「たかがコピーバンドなんですが」と何度も上田さんは言っていた。「Something」から「I am the walrus」へ。なんとなく体が前後にゆれる。あたりを見回すとおんなじリアクションをしている人が何人も。思わず人の振り見てわが振り直ってしまう(笑)GAR−YIZのファンだけでなくBeatlesのファンも多いみたいで後ろのカップルはどうやら男性のほうがBeatlesファンらしく女性にずっと曲の解説をしている。所々しか聞こえないけどけっこう興味深かったです(聞き耳立ててごめんなさいでした。)伊豆田さんPiccadillyのライブでも前にやった「007のテーマ死ぬのはやつらだ」くぅ〜かっこいいなぁ。東さんのキメのポーズも決まってます(^^)

そしてゲストコーナー。まずは松尾さんが明日発売の
「Brain Park」を手に登場。すっかりプロモーションモード(笑)松尾さんが作曲したTVドラマの主題歌をギター1本で。なんだかTVで聴くのとは別の曲みたいだなぁ。松尾さんが歌うとちゃんと「松尾ワールド」が出来ている。さすがですぅ〜。「ジョンは松尾芭蕉が好きだったから松尾っていう苗字は知ってるんです」(うっデジャヴュ)などと何気にジョンの話になると自慢気。まるで男の子の見栄の張り合いのようで見てるほうは楽しい(笑)「古い毛や、新しい毛の生えるまで」「今日は『奥のまさみち』さんがいらっしゃってますが・・・」といって松尾さんのヴォーカルで「Woman」。ああ、このギターのイントロ大好き。しみじみ。

「奥のまさみちです」待ってましたっ。想像どおりの杉さんの登場に思わず拍手(笑)黒い詰襟のジャケット。Beatles関係のイベントには最近はよく詰襟着てらっしゃいますね、杉さん(^^)特に今日はなんだか学ランみたいで「Key Station」のビデオ思い出しちゃいました(^^)だけどホントに杉さん痩せちゃってますっ「上田さんのこのスモークの感じ見覚えありますねぇ」と去年のPiccadillyのライブの時の上田さんの30年生きたインコの話。覚えてます、覚えてます(^^)杉さんが登場するとそこにはすっかりPiccadilly Circusの空気。みんなが杉さんのMCに引き込まれて行く。「僕たちが泊まってるホテルの前に「日本ポール」っていう看板があるんですよねあれは何の会社なんでしょう?伊豆田君、僕が『日本のポールです』って挨拶に行かなきゃ」う〜ん、なんとなく私たちと同じファン心理だなぁ(笑)これはジョンレノンが死んだときに作った歌です。・・・えっえっ・・・もしかして♪ジャーン♪きゅぁ〜〜〜っ「Nobody」ですぅ〜(涙)うっうっ。。。。もう一人なのにその場でジタバタ。くぅ〜〜っうれしいぃーっ一人で大人しく座ってこの曲を聴かなきゃいけないなんて・・・地団駄ダンダン。でも松尾さんのコーラスで聴くこの歌も格別です(^^)

「オールウェイズで昔大阪にプロモーションに来たときにクイズ番組に出てちゃんばらトリオとクイズで対戦したんです」「それってメリットあるんですかぁ?」
なんて話から「オールウェイズいつ復活するんですか?」の話へ。会場からは大きな拍手が。TulipもあってAlwaysもあってPiccadillyもあって、その上ソロも出しちゃう上田さん、大変だぁー。せっかくですからPiccadillyの曲をということでやはりジョンのための曲である
「Dreamer」を。

ブライアンセッツァーをみんなで見に行った話から「俺とだけはブライアンと目が合った話」(笑)「ブライアン哲」ちゃん(笑)のギターをフューチャーして
「Let's live it up」いやぁ〜んっこの曲を座って聴かなくちゃいけないなんて屈辱だわーっジタバタ。私の周りは相変わらず大人な静かなノリ。ううう、いつもなら跳んでるのになぁ・・・(笑)ステージの上の杉さんは本当に楽しそう。私の席からは遠くてその表情までは見えないけど体中から嬉しそうなのが伝わってくる。杉さんが好きなアーティストのカバーをやるときってほんとに少年のように嬉しそう(^^)ああ、大阪に来て良かった。

「Let's live it up」が終わると伊豆田さんを残してみんな引っ込んでしまった。「そして一人になってしまった」と言いながらBeatlesから影響を受けたアーティストの曲としてビリージョエル「My Life」を。ああ、このあたりの洋楽はリアルタイムで聴いてるから思い入れ深くてしみじみ浸ってしまう。そしてお得意のエリックカルメン「Never gonna fallin' love again」を。空気が一掃される感じ。ふぅ〜っメンバーが再度登場し、「ここからは日本語のコーナーです」(笑)と。「ホントはGAR−YIZの曲だったのに他のバンドでCD出して・・・」と言われながら伊豆田さん「New York Style」を。「いろんなバージョンあっていいでしょ」。確かにバンドによってアレンジが変わってたりしますよね(^^)「昔の曲なんですが・・・」と言いながら上田さん「思い出のフリスビー」を。あちこちから悲鳴のような声援が起こる。Tulipファンの人にとっては思い出深い曲なんだろうなー。続いて東さんがノリのいいAlways「ロックンロール天国!?」を。このあたりから前列のほうから立ち始めるが私の周りはまだまだ大人のムード。うっじれったい。。。。伊豆田さん「Lady Madonna」へと。ああ、この曲好きだなー。初めてPiccadillyのインストアに行った時に聴いたのがこの曲だったなぁー。「Money」から「Slow Down」へと続く。「Slow Down」好きだなー。ジョンががなってる姿がオーバーラップする。「Golden Slumber〜Carry that weight〜The end」へ続くメドレー。哲ちゃんがコーラスに入ってるぅー。初めて見ちゃった(^^)だけど前のほうはすごく盛り上がっててなんだか取り残された気持ちでちょっぴり寂しい。今日は杉さんの出番が少ないから冷静に見れるかなと思ったのに、やっぱり気持ちが入ってしまう。そしてエンディング。ああ、もうすぐ終わっちゃうんだなぁ。

この時点でもう10時を回っていて、アンコールの拍手の中帰って行く人がちらほら。ああ、もったいない、きっとこれから盛りあがるのに…出口へ向かう人の中にMにゃんがいた。手を振ると「一緒に来てた友だち帰っちゃったから前おいでよ」と。「きゃぁーーっいくいくっ一人で寂しかったんだーっ(涙)」「私もぉー」と。(ホントはこんなことしちゃいけないんだよね…)荷物をほったらかしにしたままMにゃんと前へ。ああ、ステージが近いぃー(涙)

アンコールは
「I saw her standing there」もう、今までのうっぷんを晴らすかのように2人で踊りまくる。「Rock'n' Roll Music」からごきげんなナンバーが続く。ああ、こうでなくっちゃっ「Kansas City〜Hey Hey Hey Hey」へと。ああ、うれしいなぁ。

あっという間にアンコールが終わる。「杉さんたちまた出てくるかなぁー」「あったり前じゃん、だから呼びに行ったんじゃない」東京も見てすっかり内容を知っているMにゃんはそのために呼んでくれたのだ。ううう、うれしいぃー。ありがとね、Mにゃん

杉さん松尾さんが再び登場。「じゃ、最後にPiccadillyの曲を」と言って
「Baby! it's all right」を。きゃぁーっ思わず跳んじゃう(笑)2人ですっかり世界を作って(笑)踊ってたら杉さんのニコニコビームが直撃。ああ、くらくらぁ〜思わずよろめきそうになってしまう(笑)2人で同じフリしてたら松尾さん杉さんもなんだか喜んでくださってるみたいで楽しそう。もちろんこっちも楽しくって仕方がない。ああ、いいなぁ、やっぱりPiccadilly。だけどそんな楽しい時間もあっという間に終わり。会場の灯りがつき、そこにはたくさんの笑顔が。

ライブが終わって時計を見ると11時前。オープニングアクトがあったとはいえすごい。もう盛りだくさんのライブ。頭の中は最後の
「Baby! it's all right」が頭の中を駆け巡る。ああ、やっぱりPiccadillyいいなぁー。みなさまソロや他のバンドでお忙しいとは思いますが年に一度でもいいから集ってライブやってください。お願いします。(懇願)

3月25日(土)

MちゃんRちゃんの3人で心斎橋のクリスタ長堀に向かう。この地下街の中にあるYES−fm松尾さんのラジオが見学できるのだ。ああ、今日も濃いぃ1日になりそうだ(笑)お昼を済ませ、ブースの手前で駄菓子屋さんを発見。面白そうだし時間もあるしと思ってお店に入って見ているとどこかで見た顔が。関西チームほとんど全員集合ではありませんか(笑)みんな考えることは同じねー(笑)松尾さんにプレゼントしようとみんなで駄菓子を買う。喜んでいただけましたでしょうか?(笑)

ブースの前に行くとガラス越しの向こうには松尾さんの姿が。2:00から「ブタモダン歌謡曲」(うーん(^^;;)にご出演。パーソナリティの方は昨日のインストアにもGAR−YIZのライブにもいらしてたそうです。(いい人だぁ)リクエストカードを書くところがなかったのでなんだかメッセージがかけなくてなんとなく申し訳ない気持ちになってしまったけど、さすがネットの力。ちゃーんと遠くからメッセージがたくさん届いててパーソナリティのお兄さんはびっくりしてました(^^)ふふふ。まったりとした中にもファンキーな30分びっちりご出演の後(どんなや?)お見送りをしてそのあと4:00からのインストアの会場である阿倍野のHMVに移動。(ほんとにすごいスケジュールだぁ)

会場には大音響で
「BRAIN PARK」が流れている。いい感じ(^^)ふと気が付くと香川のK子ちゃん「あれーいつ来たの?」「さっき飛行機で来たのーこれ終わったらすぐ帰らなきゃ」うーん、愛だわぁ。

今回はリハーサルもなくまたまたストレンジディズの宮脇さんの紹介の後、松尾さんが登場。今日は「昨日は鍵盤が軽すぎて引き辛かったから」ということでギター1本とカラオケで「これは一月に満たぬ愛」「憂鬱と言う名の雨」を。「憂鬱・・・」は最後がフェードアウトして松尾さんの声とギターでなんだかとっても近く感じてまたまたどきどき。なんだか2曲で終わりー?って感じでちょっと残念。松尾さんもそれを感じてか、「サイン会あるからねー」と(笑)

昨日と同じようにジャケットと同じデザインのカードにサインをしてもらう。NNちゃんが何枚か人に頼まれてて「何枚も頼むとだめかなー」とか言ってたので「私誰にも頼まれてないからいいよー」と言うと「じゃ、Sさんのぶんサインもらってくれる?」と言うことになった。あーお話するネタなんにも考えてないなーと思いつつ、順番が回ってくる。「おっNちゃん、2枚目のお買い上げですね」いやぁ〜ん、ちゃんと覚えててくださったのねぇ。サインをしている最中に「『Sさんへ』ってお願いします」と言うと「あーSさん知ってる、知ってる」といいながらなぜかそこには「に」の文字が。「あっ、Sさんって書くの?」うっ。。。。どうしよう。私も、松尾さんも固まってしまった。「ぐじゅぐじゅ・・・って塗るのもまずいですよねぇ。。。」と言うと「うーん」と松尾さんも悩んで悩んでそして・・・「えーいっ、かっこにしちゃえー」と「に」を無理やり「さ」に(「に」の縦棒がかっこになってしまったのです。)「じゃ、『かっことじる』も付けといて下さい」とわけのわからないお願いにもちゃんと応えてくださいました(笑)

つつがなくサイン会も終わりお見送りをして梅田に移動。なんだかこのあたりから疲れと寒さでどろどろしてくる(迷惑かけてごめんねでした。みんな)こんなことでへこたれてちゃ、どうする、松尾さんなんてもっと大変なのにな。まったりどろどろみんなで食事をした後、GAR−YIZのライブがあるCAVERN CLUBへ向かう。ああ、でもこんなにも充実した遠征なんて初めてだ。嬉しいなぁ。(しみじみ)疲れた体に鞭打ちながら夜の大阪の町を歩いていく。「昨日言ってた『日本ポール』ってどこなんだろうねー」と何の気なしに話していた。「電話帳で調べたら分かるんじゃない?」「でも調べたって思われるとなんだか恥ずかしいよねー」などと話していると通りの向こうに青い看板…あれ?「日本ポール」…!?きゃーっ!!一気にテンションが上がる。「ねぇ、ねぇ写真とってもいい?」「あたりまえじゃーん」みんないっせいにカメラを取り出しばしゃばしゃ(笑)通り過ぎる人たちの不思議そうな視線も気にとめず撮りまくっていたのでした。「・・・ってことは・・・」ここかぁホテル(爆)偶然ですーほんとにー信じて―(って誰に向かって言ってるんだろう)

ユニオンジャックの旗ひらめくCAVERNの前までくると中からは
「Lady Madonna」が。いい感じだなー。中に入ると超満員。途中で別れたMちゃんRちゃんはすでに到着していた。人をかき分けて案内された席にMにゃんとつくと隅っこながらもなかなかいい席。1ステージを演奏中のバンドもしっかり見えます。あーなんだかいい空間だなー。Mにゃんと紅と白ワインで乾杯をした。なんだか夢見たいだなー。こんなにたくさん嬉しいことがあって。さっきの疲れはどこへやらどんどんテンションがあがってくる。

トイレのほうへ向かうと後ろに伊豆田さんと、哲ちゃん東さんが。うひょー。昨日あんなに大きなステージの上にいた人たちがこんな近くにいるぅー。頭を下げながら通り過ぎる。うーん、なんだかはずかしー。席に戻るとMにゃん「井上さんが来てるよ、行ってみようか」と。この前イバラードの個展をやった杉さん松尾さんとも交流の深い井上直久さん。ちょうどMにゃんから個展の案内の絵葉書をもらっていたので(うーん、なんてタイムリー)それを持って声をかけると井上さんMにゃんのことを覚えてくださってていろいろとお話をしてくださった。写真家のHABUさんにしてもそうなんだけどどうして杉さんを囲むアーティストの人たちって柔らかい空気を持っている人たちなんだろう。穏やかで温和でこっちまで暖かな気持ちになりました。

あたりは薄暗くて人がひしめき合ってて、どこかに似てるなーと思ったらそうだ、イギリスのパブだ。(ま、そりゃ当然ちゃ、当然よね)壁のあちこちにBeatlesのメンバーの写真が飾ってある。いいな、近くにこんなとこあったら飲みに行ったら毎回寄っちゃうだろうな。

いよいよライブ。タバコの煙でもやぁ〜っとまったりしたせまーい空間で聴くGAR−YIZ。もちろん夕べの大きなHEAT BEATも良かったけど大人のお遊び(いい意味でね)的なGAR−YIZを見るのはこっちのほうがいいかもなぁ。聴く方もリラックスして見れる。私たちの後ろにいたグループはGAR−YIZのファンと言うよりはCAVERNのお客さんだったみたいで「あれ、Tulipの人じゃない?」とか「なかなかうまいじゃん、このバンド」とかって言うのが聞こえてきてなんだか小気味良かったです。ふふふっ(^^)昨日やらなかった曲もたくさん出てきてなんだかうれしいなぁ。「If I needed someone 」「Strawberry fields forever」「Let it be」ほんとよかったなぁ。なんだかメンバーも楽しそう。ポールの「My Love」「007のテーマ」が2日連続で聴けて嬉しかった。(東さんはあの狭いステージでもちゃんとあのキメポーズやってくれました(笑)ああ、まったり聴いてたので曲順覚えてなくてくやしいなぁ。でもそういう雰囲気があそこにはあったんです。Piccadillyのライブではピアノの前にいる姿しか見たことなかった伊豆田さん。ステージ中央でギターを持ってリードボーカルをとる姿も素敵です。なんだかちょっといつもと違う感じで新鮮。上田さん東さんも昨日より饒舌な気がする。やっぱりリラックスしてるのかな。哲ちゃんはいつも通り寡黙だけどのびのび弾いてる感じがするなぁ。ああ、時間が止まっちゃえばいいのに。

GAR−YIZは2・3・5ステージに出演。だけどバスの都合でどうしても5ステージは見られない。時間が迫ってくる。ああ、また現実の世界に戻らなきゃいけない。「5ステージでは他のバンドのセッションや東京からの友達も来てくれる予定です。」上田さんが言う。うっ。。。気になる、気になる。だけどどうしてもこのバスで帰らなければ・・・明日は何が何でも休日出勤しなければ・・・後ろ髪が抜けそうなくらい引かれまくったけど心を鬼にしてみんなに別れを告げCAVERNを後にする。Mにゃんが外まで見送ってくれた。別れるときはいつも寂しい。次はいつ会えるんだろう。みんなとほんとにまた会えるのかな。なんだかいつも綱渡り。また泣きそうになってしまう。

タクシーに乗り込むと頭の中では「Lady Madonna」がなっていた。1年前に初めてPiccadillyを見た時伊豆田さんのこの曲を聴いてからどうしてもこの曲を聴くと伊豆田さんの声で聞こえる。1年前はほんとにBeatlesなんて知らなかったなぁ。この1年でどんどんBeatlesの曲を知って、どんどん好きになっていった。Beatlesのイベントは理屈抜きに楽しい。楽しいから寂しいんだ。仕方ない。そう言って自分に言い聞かせる。あまりにもたくさんのことがあった2日間。ほんとにこんなに充実した2日間はないかもしれないな。こうして来れただけでも幸せ、そう思わなきゃばちがあたっちゃうよね。楽しい時間をくれたGAR−YIZ杉さん松尾さんに感謝。一緒に楽しんだ仲間に感謝。こうしてまたつたない日記を書かせてくれた「日記楽しみにしてるよ」と言ってくれた仲間に感謝。書く意味があるのかどうかわかんなくなった時もあるけどこうしてまた書くチャンスを与えてくれたのは読んでくれたあなたがいたからです。ほんとにありがとう。

また素敵な時間を一緒にすごそうね(^^)

Thanks to My Soulmates
Special thanks to NONO & Miki &Masayo