大阪石日記

POP'N ROLL TANABATA

Welcome to the Club Lovina Special


10th July 2000.mon

7時17分発の岡山行きのJRに乗り込む。今回はおのぼりちゃんと一緒なのでなんだか心強い。途中で乗り込んで来たおのぼりちゃんと話していると2人でどんどん緊張してナーバスになって行く。うーん、心強いはずが・・・(笑)同じホームに着くるみちゃんを待って新幹線に乗り換え一路大阪へ。るみちゃんは浴衣。うーん、いい感じ。夏だもんねぇ。新大阪駅に迎えに来てくれてたみねちゃんも浴衣。いい感じー。そうこうしているうちにののちゃんやかずこさんも集まってきてるし、浴衣のAkemiちゃんとくみちゃんの名古屋チームも集合。をを、ちょっとしたお祭り気分だね。こうやって集まっていく感じがいいんだぁ。
みんなでお昼ご飯を食べた後、浴衣組とそうでない組(笑)に別れる。そうでない組の私たちはまったりとお茶した後、「せっかくなんだから薫ちゃんにお花でもあげればー?」とおのぼりちゃんをそそのかしお花屋さんへ。といいながら私たち全員お花を買ってしまったのだった(笑)

HEAT BEATにはもう浴衣組やころちゃんたちも来ていた。どんどん集まってきてどんどんドキドキしてくる。ああ、やばいなぁ。会場に入ってこのままじゃいけないとちょいと景気づけにビールを飲むとそれが逆効果。なんだかどんどんうるうるしてきて「どうしたの?」と心配される始末。あー、私の緊張はどうやったってダメなのねー。今からこんな状態でどうしたらいいんでしょう?

席は4列目の端っこからころちゃん、おのぼりちゃんの薫ちゃんファンコンビ。その横に私。あー。ドキドキ。居たたまれなくなってあちこち歩き回ってみたりして。ライブを重ねるにつれ、お話はしたことないけど見覚えある顔が増えてくる。会釈をして、それだけだけどなんだか嬉しいね。席に戻り開演を待つ。ああ、だめだーまた緊張。隣のおのぼりちゃんは「私はもう免疫できてるから大丈夫っ」とのこと。ホンマかぁ?

あたりが暗くなり始め、暗闇の中からChili Dogsのメンバーが現れる。大きな拍手に続いて薫ちゃんと杉さんが登場。薫ちゃんは白のシャーリングの大きく胸元の開いた丈の短いカットソーに若草色のサブリナパンツの上にトロピカルなスカーフを巻いている。杉さんは襟元が白いボートネックになった赤のTシャツに白のパンツ。すっかり夏の雰囲気。ドキドキ。Dr.のしみちゃんのカウントから一瞬にしてライトアップされ
「LOVE AGAIN」。ここのところ恒例になっていたアカペラから始まるとばかり思っていたのでちょっとびっくり。隣の2人からは悲鳴のような声援(笑)薫ちゃんいきなり目が潤んでる。だけど声は気持ちがいいくらい伸びている。大好きな杉さんのコーラスもぞくぞくしてきちゃう。ふと横を見るとおのぼりちゃんは号泣状態。おいおい、免疫出来たんじゃなかったのぉ(笑)でもしょうがないよね、一番好きな歌って言ってたし、初めて見るちゃんとしたライブだもんね。続いて「小説家と結ばれる方法」へ。あー、この曲ライブで聴きたかったんだぁ。だけど私はまだまだ余裕がなくてただひたすらステージを見るのに精一杯。すごくすごく昔の歌なのに、そんな感じがしないのが不思議。♪世界一長いラブレター〜♪へーいっ!も決まって、薫ちゃんのコーラスも素敵。その後のいたるさんのギターソロが本当に涙が出そうなくらいカッコよかったっ。なんだかすごく壮大な感じがしてそのまま「君の物語」へと。この歌が前回のライブの核となる歌だったけれども今回はさりげなく、それでありながら意味のある位置に置かれている感じ。

「こんばんは、須藤薫です」「杉真理ですー今日は夏の始まりって言うくらい暑いんですけど夏の暑さと同じくらい熱くなってくれたらいいなと思います。今日は死ぬ気でやりますっ!」そう言って
「That's my job」死ぬ気でやりますって言う言葉とこの歌が重なってくる。この歌もライブで聴くのは初めてだけどいいなー。薫ちゃんの「こらっ!」っていう合いの手もかわいい。途中のいたるさんのソロもかわいくていいなー。♪この世には2種類の人がいるのさ 悔やんで生きる人と楽しむ人♪何度この歌に励まされたかなぁ。「この恋に夢中」あー、薫ちゃんの歌ってなぜかトリップしちゃう。なんだか切ない恋をしてた10代のころを思い出して切なくなってしまう。この杉さんのコーラスも好きだなー。最後の♪You know, I love you wonderful kiss!♪「Chu!!」大きな大きな投げキッスっ!いやーん、かわいいぃーっ

「薫ちゃんのっけから目が潤んでるのを見逃さなかったんですけど結膜炎か何かですか?この前も大阪来ると涙腺緩んでましたよね」「大阪に来ると涙腺弱くなっちゃって…」「泣いちゃいなさいっ思いっきりっ!」「どぉぉーっって?(笑)」「新幹線で朝、来たんですけどリクライニングにして座ってたら車内販売の人が来て右手にワサビ漬けかなんかもって左手にやしの実持ってるんですよ。夏だからそんなものも売るのかと思ったらその人通り過ぎてもそのやしの実だけ残ってて・・・よく見たら前の人のはげ頭だった・・・」「受けましたよね、ホントだねーって」「夏の予感って感じで(笑)では次はCDになってない曲で
『I need her love』と言う曲を・・・」おー、またこの曲が聴けちゃうのねっうれしいっ!♪どんなメロディーで〜♪あれ?っと思った瞬間、「ごめーん、間違えちゃったーっ」と杉さん。変だと思ったんですー。でもごまかしちゃえばいいのに、律儀な杉さんっ!!「もう一回やりまーすっ」仕切りなおして♪どんなメロディーに〜♪ああ、いい歌だなぁ。どんどんコーラスも分厚くなって、大きな歌になっているような気がする。ピアノの音がボサノバ調のこの曲をほんの少し、ジャズっぽい感じにさせているのかな。「坂道はパール色」杉さんが好きだと言う、わたせせいぞうさん作詞のこの曲もすっかり薫ちゃんのライブでは定番になりつつある。

「どうもありがとうございまいした『パールのピアス』・・・じゃなくて(笑)『坂道はパール色』」
そりゃユーミンでしょーなんてこっそりつっこみながら「ちょっとチューニングしていい?」と杉さん。すかさず薫ちゃん「杉さんと活動をはじめてからもうすぐ2年になります。」なんて滑らかなトーク。おまけに新曲の宣伝なんかもしちゃったりして。「・・・杉さんのチューニングはまだですかねぇ・・・」「・・・終わりましたー。ホントに、つなぎまで出来るようになって(笑)」大きな拍手。うーん、ホント。すごい成長だわ−とえらそうにも思ってしまう。「今日は薫ちゃんや僕の歌の中でも、もう夏、ド夏、ミスタードナツ(笑)って感じの曲をお送りしたいと思います」そしてバリの話へ。「ずるいっ!」と薫ちゃん。かわいいぃー。「レンタカー借りるときにどれだか分かんなくなるからPiccadilly Circusのステッカー貼ってたら向こうのガイドの人に『ピカデリー生活の人ですね』って言われちゃったー。どんな生活なんだろう(笑)」そしてプールサイドライブの話へ。くぅ〜、うれしゅうございます。「やってると波の音が聞こえてくるんですよ。日本だとわざとらしく波の音なんて流してるとこあるじゃないですか。でもそれってあんまり好きじゃないんですよ。音楽だけで夏を感じさせるのが僕らの使命だと思ってるから・・・」「私、そういう杉さんの価値観にずいぶん影響されてるんですよねー」と言いながらもBGMは波の音(笑)「あれ?」「錯覚です、幻聴!誰かがでっかいトイレ流し忘れたんでしょ、そんなこんなで次は海の歌を歌いたいと思います
『フランシス泣かないで』ひえぇーーっ杉さぁーん、この歌にこの前振りはやめてくださぁーーーいっ(懇願)と邪悪なことを考えながらももう、頭の中は真空状態。だめだー手が震えてきた。それを押さえようともう一方の手で押さえたら今度は肩が震えてくる。何がなんだかわからない。私が好きになったころの杉さんがここにいるんだって改めて思い知らされた感じ。いろんなことが思い出されて全身鳥肌が立つ。杉さんの声はあのころよりもずっとずっと大きくて暖かくてそして優しい。あー、思いっきり陶酔しちゃうよぉ。Don't Cryと言われてもねぇ(汗)

ここで薫ちゃんのMC。2週間前にプロモーションで大阪に来たとき、さんざん食べてあまりの自分のお腹の大きさに笑っちゃって思わず夜中に杉さんに見せようかと思ったという話(笑)これって前日のPOPS A GO-GOのネタだったんだなーってこっそり思ったのは私だけ?(やなファン)「前回のレコーディングのときにとてもかけがえのない曲で、この曲を今日、ここで歌えることを嬉しく思います」そう言って
「I wish」を。うー、またこんな前振りーっ(笑)でもやっぱり癒されちゃう。どんどん自分が優しくなれる気がする。時々忘れちゃいそうになるこんな優しい気持ち。周りの人を愛する気持ち。ダメだなー。もっともっと優しくなりたい。

「アコースティックコーナーと言うのを設けまして松尾君がやってたのをまねっこしちゃいました(笑)隣のスタジオでリハーサルやっててお互いブラボーとかアンコールとかやってて・・・ホントにクラブ活動みたいでしたけど・・・和んでもらおうかな−と思って・・・」とウクレレを。他のメンバーもアコースティックギターやパーカッションに持ち替えて前に出てきて椅子に座る。「いいですねー。」と薫ちゃんいきなり♪あ〜あ〜あ〜やんなっちゃった〜♪って歌い始めるけどなかなか杉さんのウクレレとタイミングが合わない(笑)「息が合いませんねー」なんて言いながらメンバー紹介。「今日こそ薫ちゃんやらない?もう覚えたでしょ?」「覚えてるけどー」と言いながら毎度毎度の「シンセサイザー!」「私の大事な人―!」と紹介されちゃった嶋田さんネタや、田上さんの「マコベコマイチ」ネタ。きっと一生杉さんは言うんだろうなー(笑)アメリカに行ってラスベガスで遊んできちゃったいたるさん、夏毛(笑)になるとブルガリアの重量選手に間違われちゃうという清水さん、いちげんさんお断りの谷口さん(笑)なんだか今回は谷口さんがテンション高くて杉さんのトークに突っ込む、突っ込む。うーん、谷口さん見る目が変わっちゃいました(^^)

「じゃ、ハワイアンサウンドを…」「じゃ、これがなくちゃダメですよね」と言いながら手に巻いてたレイを杉さんにかけてあげる薫ちゃん。そのレイを後ろに引っ張って「背後レイ」…うーん、来ると思ってました(笑)「レレレのレイ…ってのもありますけど」(笑)なんて言いながらも
『さよならHappy Tears(ハワイアンバージョン)』当初から「ハワイアン」とか言われていただけあってぴったりはまってます。うーん、いたるさんのスライドギターもいい音だわぁー。しみちゃんの拍子木の音もきいてるね。

ウェディングソングと言うことでこの前、超能力者(?)の清田さんの結婚式に行った話。好きですよねー。杉さん、超常現象話。「最近、宴会でよくやるんですよ、スプーン曲げ」「ホント?」「(頭にスプーンを乗せて)スプーン髷」んもぉ〜っ!そんな前振りから(笑)
「青い楽園」あー、この曲がこんなアレンジで聴けるとは・・・。本当に、気持ちよくて海の中にいるみたい。薫ちゃんが持っている波の音が出る楽器の音がとても心地いい。さびのコーラスのハーモニーがこんなにも薫ちゃんの声とはまるとは思わなかったなぁ。

大阪に来る途中に東京のライブのテープを聞きながら来た杉さん。「This magic moment」でまたもや薫ちゃんの宇宙語を発見。「『This magic moment』と交信されるんですか?」「もぉーっ」「不思議なこと言っててね、♪いかにお清め二人は遠い天国〜♪って言ってるの。」「嘘言ってるーっ!!」「宗教関係いっちゃってて、ああいうの憑依って言うんですか?」「・・・」「♪明日は3光年も遠い世界よー♪って限定してて(笑)」「えーっ?言ってないもんっ」「いいんですけどね、3光年もずいぶん広いんで」「はっきりしたほうがいいでしょ(開き直り)」「今日も楽しみにしてます(笑)」「・・・」
「恋の最終列車」これも初めて聴くアコースティックバージョン。なんかすごくかっこいいなぁ。いたるさんのギターもいいし、杉さんはもちろん、しみちゃんや谷口さんのコーラスもクリアに聴こえる。かっこいいなぁ。

「ストリートでよく若者がやってるじゃない?いい人もいるんだけど、ぜんぜんダメな人もいて、でも先輩風吹かしてダメダメっていうのもなーと思って作った曲です。」と言って
「お聞きローズマリー」を。言葉の1つ1つがどんどん自分の中に突き刺さってくる。だめだー、震えが止まらなくなってくる。こんなにもストレートに言われちゃうと自分を構える余裕なんてなくなっちゃうよ。大の大人のくせに、こんな風に言われちゃうとまるで子供みたいに自分がさらけ出されちゃう。はぁ〜っ。

「同じ曲でもアコースティックにしてみたりしたら変わっちゃうけど、曲が良くないとサウンドでごまかされちゃうこともあるんですよね、いい曲はどんなふうにやってもいい曲なんですよね。次の曲は杉さんが『よしっPOPSの王道を作るぞ!』って言って作った曲です。」
「最後のデート」を。アメリカの歌謡曲みたいなこの曲が2人が歌うと全然違和感なく、聴こえてくる。私の中の薫ちゃんはずっと50'sのポニーテールの薫ちゃんのイメージだったけど今、そんな歌も歌えながら、こんな大人の歌も歌えちゃう幅広さってすごいなぁと真剣に思ってしまう。あー、素敵な恋の歌だなぁ。

続いて
「いとしのテラ」へ。薫ちゃんとのライブではもう何度もやっているはずなのになんだか今日はまたまた震えちゃう。なんでだろ、なんでだろ。上手く言えないけど自分の気持ちの問題かもしれない。なんだか頭の中が真っ白になってきちゃう。

サンバのリズムの乗せてメンバー紹介。前のAkemiちゃんが目配せをしながら席を立つ。よしっ!なんだか頭は混乱したまんまだけど立ち上がる。回りもどんどん席を立ち始める。♪Chu Chu, Shake Shake〜♪
「クラブロビーナ」へ。もぉー薫ちゃんがホントに、ホントにCute。どうしてそんなにかわいいのぉ?踊って跳ねて回って(笑)腰に巻いたスカーフがゆらめく。杉さんも大きなマラカス振ったり、歌詞に合わせて「聞こえない」ポーズしたり、ああ、どうしてそんなにおちゃめなのぉ?「マンボーっ!!」くるくるくる、薫ちゃんが回る、回る。立て続けに「素敵なSummer Days」きゃぁ〜っ思わず叫んじゃいそうになる。あー夏はやっぱりこれがなくっちゃね。他のメンバーも楽しそうだぁ。回りのみんなもにこにこ。♪Little Boy Little Girl素敵なSummer Days〜もういっちょーっ〜!!♪あーうれしいなぁ。杉さんの最後のポーズもびったり決まる。続いて「恋のビーチドライバー」おのぼりちゃんはこの曲で薫ちゃんを知ったという記念の曲。よかったねーこの歌、聴けて。あー、なんだか私も当時のこと思い出しちゃうぅー。杉さんの苦しそうなコーラス、いやぁ〜ん、はまっちゃいます(笑) ホントに薫ちゃん楽しそうでこっちまで嬉しくなってくる。

「最後の曲ですーっ
『ロマンティック天国』!!」もう定番になっている曲だけど本当に盛り上がっちゃうね。ころちゃん、おのぼりちゃんと一緒に嬉しそうに指差しなんてしちゃったもんだから薫ちゃんはずっと端っこに来てくれてるし、杉さんのニコニコビームも直撃。きゃぁ〜なんて照れる暇もなくビームの応酬。こっちが楽しそうだと薫ちゃんも杉さんも本当に嬉しそうなんだもん、嬉しいよぉー。薫ちゃんも回る、回る。きらきらきらきら。なんだか妖精の粉振りまいてるみたい。♪もっともっと世界が恋するときのようにロマンティックになればいいのに〜♪はぁ〜っ。。。。

メンバーは引っ込んでしまったけど客席のテンションは上がる一方。拍手からアンコールの手拍子へと。そして再登場。花束を持って駆け寄るたくさんのファン。(他人事)くぅ〜っ。「ありがとうございますー、2回やった『Pop'n Roll Tanabata』では短冊にリクエストとか願い事を書いてもらってね」「杉さんハーレムで暮らしたいって書いてましたよね」「そういうことはいいんです(汗)今日は過ぎちゃったんで、笹の葉用意してないんですけど、リクエストに応えたいと思います。何かないですか?何でもいいですよー」開場からは戸惑いの声。「え?何ですか?渚の・・・?え?渚のポスト・・・?渚のポストマン?!OK!!」One Two One Two Three Four!おいおーい、と思いながら思わず飛んじゃう。
「Foolish」へ。薫ちゃんもまたうるうるしてるかな?でもすごく嬉しそうで声もしっかり出てる。どんどん薫ちゃんも大きなシンガーになってるんだなーって実感。続いて「This magic moment」へ。さっきの宇宙語の部分をちゃんとクリアすると後ろで杉さんが拍手(笑)おみごとっ!続いてこのイントロは-!!いやぁ〜ん、思わず叫んじゃう「夏休みの宿題」かわいいなぁ、この曲。薫ちゃんのコーラスもかわいい。まだまだ梅雨は明けないけどすっかり気持ちは夏休み。夏休みのドキドキがこんなにも早く来るなんて。最後の決めのポーズもびしっ!!あーかわいいぃーっ

メンバーは引き上げていくけれど最後まで残っていた谷口さんがアンコールの手拍子の催促。をを、そんな方だったのね(笑)手拍子からアンコールのかけ声へ。杉さんとメンバーが出て来て「業務連絡ですー」と言って8月のインストアのお知らせ。「2人でやるんだけど、里帰りしてたら遊びに来ない?」って谷口さんに。「そうですねー」って案外冗談でもないかもしれないなー。薫ちゃんが遅れて登場。腰のスカーフをはずしているので短めのトップからおへそが丸見え。うーん、Cuteだわー。「レコーディングが終わって家で冷静に聴いてて須藤薫ちゃんとは長い付き合いなんだけど、自分の曲をこうやって上手く歌ってくれて・・・薫ちゃんがいなかったらこの曲たちはどうなったんだろうって思って、思わず『薫ちゃんありがとう』って電話をかけちゃったんだけど・・・ねぇ」「あのーお言葉ですけど、私が思うに杉真理っていう人は日本で一番メロディアスなセンスのいいPOPSを書く人じゃないかと思ってるんですけど。今の世の中、どんなに何が流行ろうが、自分が本当に大切なものって難しいことじゃないと思うんです。かつては作家としてお付き合いさせてもらっていましたが、2年前からこうやって一緒に活動をさせてもらって、私は日本一、世界一幸せな歌手だと思っています」「本当にいい仲間が出来てうれしいんですが、そういった意味ではこうしてここに来てくださった方も仲間だと思っています。本当にどうもありがとうございます。」大きな大きな拍手が贈られる。なんだか杉さんもうるうるしてる気がする。こっちも胸が熱くなる。「次の曲は僕らが子供のころに聞いていいなって思ってたんですけど、当時はだれもいいって言ってくれなかったんだけど、今日は須藤薫が歌います。
『砂に消えた涙』TVの中で遠い昔に聞いた曲たちがこうして新しい息吹を吹き込んでくれる。薫ちゃんが言ったようにいい歌はどんな時代になってもいい歌に変わりはない。売れている曲がいい歌なのか?支持されている曲がすばらしい曲なのか?そんな難しいことは芸能評論家にまかせちゃって、自分が好きなものを好きでいいよね。それが人からなんと言われようと、みんな違う顔してるんだから好きな物だって違って当然だよね。時々、いろんなことで不安になっちゃうけど自分の好きなものを信じてれば大丈夫、そんな気がしちゃう。続いて「8月生まれ」このイントロってホントに素敵。薫ちゃんの顔に自信があふれている。どんどん素敵になっちゃう薫ちゃん。お弁当係やってる薫ちゃんも素敵だと思うけど、こうやって歌ってる薫ちゃんも素敵。神様が与えてくれた才能だからお家に入っちゃってそれをしまっちゃうのはもったいないけどでもそうやってお弁当係やりながら歌ってる薫ちゃんだからもっと素敵なのかもしれない。

みんなが引っ込んで行く中、また谷口さんがアンコールの催促をやってくれる。まだやってくれるんだね。嬉しいね、なんだかみんなの顔を見まわしてにこにこ。長い拍手の後、杉さんと薫ちゃんが出て来てくれる。「すごくやってよかったって感じのコンサートです。みなさん、ホントにありがとう」「最初はどんな風に聞いてくれてるんだろうって不安でした。」また薫ちゃんはうるうる。だけど泣いてないね。「最後に心をこめてこの曲をやります、知ってたら一緒に歌ってね
『君の物語』いたるさんのギターが会場に響く。すごく広くて、すごく深い音。♪世界中に今教えてあげよう、僕らはまだ旅を続けてると♪本当にそうなんだろうな。薫ちゃんがどんどんカッコ良くなってどんどん素敵になっている。なんだかそんな風に感じた。夢みる強さを知ったからなんだろうね。「おやすみー」そう言ってステージを下りる杉さん。なんだか幸せな気持ちでいっぱい。また気持ちがいっぱいで何も言えなくなってしまう。

BGMにはビートルズの「Good Night」が流れている。優しい気持ちで会場を後にする。みんなの笑顔。まだお会いしたことがなかった方から私の探して「よかったですよね」と伝えに来てくれた方々、ほんとうにその気持ちがうれしかった。少しづつ変わって行く薫ちゃんとのライブ。どんどん完成されて行く気がする。これからどんな活動を展開して行くかわかんないけどまだまだ目を離せないね。

Very Special Thanks to my soulmates &SME