1st 〜 5th December '99
12月1日(水)
9:20発のフェリーで大阪に向かう。これから歴史に残る(?)長くて濃いぃ旅が始まるのだ。
2日のライブの前に大阪の病院に行かなくてはいけない。なんだかめんどくさいけどこれがあるから堂々と会社も休めるというものだ。そういえば、去年のクリスマスはこの病院のベッドの上で人生最悪のさみしいクリスマスを過ごしたなぁなどと思い出しながらやることがないのでとっとと寝ることにする。BGMは今日のJOEUで流れたばかりの「I wish」ああ、すっかり心はHolyな気持ち。特別じゃなく、けれど気高く〜ああ、いいなぁ。もうすでにこの時点で50回は聴いてる。
眠りに入ろうとしたころMikiにゃんからケータイが入る。ここは海の上なのに入るわけないと思ってたらちゃんと3本立っている。うーん、すごいなぁ、最近の電波状況。「杉さんの公式HP見た?」いやいや、見れるわけないやん海の上やで。3日の杉さんと薫ちゃんがゲストに出る大阪のラジオが公開だということをわざわざ教えてくれたのだ。うーん、感謝。Mikiにゃんとは3日の松尾さんのデマゴーグの創刊イベントに一緒に行く約束をしてたのだけど前に「杉さんが見れるなら寝返っちゃうかも」と言ってたのでわざわざ連絡くれたのだ。ううう、ありがとね。でももう、心はイベントモードになってたし、杉さんと薫ちゃんのライブに来ないMikiにゃんや、ままにも会いたかったので「イベントに行くわぁー」と返事をするとMikiにゃんは意外そうだった。12月2日(木)
大阪に着いて病院で診察を受けると「経過はいいですね、もう1度診せてもらったら終わりにしましょう」と言われた。ああ、嬉しいなぁ、6年も通ったんだもん。なんだか幸先いいぞぉー
診察が終わって駅へ向かっているとちびうさちゃんからケータイが入る。「ころちゃんのケータイ知らない?」と言われ、教えてあげると「その番号使われてないって言われるの」と言うのでかけてみるとホントに繋がらない。「行けないかもって言ってたけど行けるようになったから」そりゃ、良かった、良かった。「ころちゃんとどっかで会ったら1時過ぎの新幹線に乗るからって言っておいて」うーん、そりゃいいんだけど、そんなアバウトなんでええのぉ?と思いながら電話を切る。ま、どーせ、会場で会えるしね。
新幹線に乗り込み東京を目指す。BGMはずーっと「I wish」そろそろ100回は越えたか?(笑)杉さんに「I wish」の感想を書いていたら便せん6枚にもなってしまった。なんだかこんなのもらった方は怖いかも知れないなぁ・・・
横浜を過ぎたあたりでころちゃんからケータイが入る。「ちびうさちゃんから連絡があった?」あったよ、と答えると「今度またあったら5:30に六本木の3番出口にいるって伝えて」そりゃ伝えるけどまた連絡があるかわかんないよぉーこんなんで大丈夫なのぉ?
4時頃東京に着いてAkemiちゃんにケータイを入れる。なにやら取り込んでいる様子。「どこいるの?そっち行ってもいい?」と聞くと「いーよぉ」と言う返事。でもなんだか様子が変だなぁ。いこちゃんや、けこたまとだべってると思ったのに。六本木についてもう一度Akemiちゃんにケータイを入れる。「一人なのぉ」へぇ〜?みんなとの約束は1時じゃなかったのぉ?駅からダッシュで約束のマクドへ向かう。Akemiちゃんは一人で本を読んでいた。「どしたのぉ?」と聞くと「まぁ、いろいろとね」うーん、なぜかいつもすんなりとはいかないなぁ(笑)そうこうしているうちにいこちゃんやけこたまも集まってきた。またいろいろと事件が起きたらしくこんな時間になったようだ(笑)ののちゃんから連絡があり、どうやら席は先着順というので並びに行くことにする。
会場に向かっているとちびうさちゃんからTel。「東京駅からどうやって行ったらいいのぉ?」あーよかった。乗り換えを教えてころちゃんからの伝言も伝えてようやくほっ。世の中何とかなるもんだ。
会場の「Sweet Basil139」は今までのライブハウスとは違ってなんだかとても大人の雰囲気。入り口にはクリスマスツリーや、リースが飾ってあってライブハウスと言うよりはおしゃれなレストランという感じ。時間がたつにつれ人が集まってきていつものようにブツ交換会や写真受け渡し会が始まる。無事にちびうさちゃんところちゃんも会えたようで安心、安心。
開場の時間になり、中に入るとそこはまるで高級イタリアンレストラン。前にステージはあるものの、きちんとテーブルセッティングもされていてメニューもフォアグラなんぞもあったりして(笑)ワインをしたためつつ、パスタをいただきながら開演を待つ。大人のライブを意識してか、8時の開演までにはまだまだ時間がある。お客さんもいつもより少し、大人の雰囲気。ステージではスクリーンにNYの風景が流されている。うーん、こじゃれてますぅ。
そしていよいよ開演。杉さんと薫ちゃん登場。きゃぁ〜杉さんったらぁ・・・
アカペラの「Wonderful Christmas」ああ、きれいだなぁーコーラス。ホントはThe Dreamersの曲だけどまた雰囲気が違ってとても素敵。
続いて「This magic moment」きらきらした感じが続く。「恋の雨音」杉さんとのツインヴォーカル。くぅ〜いいなぁ。でもあれれ〜?歌詞が怪しいかなぁ?(笑)
「こんばんはー」
「ようこそいらっしゃいましたぁー」
「オースティンパワーズばりのふりふりで勝負してみようかなと思いまして」
「杉さんには負けました(笑)」
そう今日の杉さんはまるでオースティンパワーズ。赤のスーツにふりふりブラウス。黒の蝶ネクタイ。うーん、いかすぅーっ(笑)薫ちゃんは襟にボアのついた白のジャケットに60年代風のサイケなプリントのふりふりカットソーに茶色のパンツ。薫ちゃんのマスカラはラメ入りでキラキラしてますぅ。2人ともクリスマスムードがいっぱい。ベースの谷口さんの胸にはリースのブローチ。さりげない感じがよいですわぁ。「最高ですかぁー定説ではクリスマスですぅー」す、すぎさぁーん(^^;;すっかりおなじみになったJAZZYな「ぼくのOKUSAN」続いて「フロントガラス越しに」この曲を聴くたびに心はすっかりゲレンデに向かう車の中。んん〜っまるでパブロフの犬状態。「Pop'n Roll Planetもうお聴きいただいたでしょうか?」こんな所でもFM愛媛の特番のことを言ってくれる(ううう、感涙)NACK5の「Acoustic a go go」の為に駐車場でウクレレの練習をしてたら人に見られて超ご機嫌なやつに思われちゃった話や、薫ちゃんが電車の中で笑いをこらえて肩をふるわせながらリュウマチに思われちゃったかもっていう話。うーん、笑いの話には事欠きません(笑)
「内気なジュリエット」あー嬉しいなぁーこの最後の所の元春とのおっかけコーラス、どうなっちゃうんだろう・・・って思ったら今日は谷口さん。よいですわぁー「Pop'n Roll Planet」の発売日に銀座のCDショップにカレーパンを食べながらリサーチに行く薫ちゃん。そんな薫ちゃんが好きですぅーっ「さよならHappy Tears」10月2日の国際フェスティバルの裏話を交えながら「Asian Paradise」
「サンタクロースっていくつまでいました?杉さん」「悪いものを見るとサンタクロースは来なくなるんですよね」「私は小学校3年生まででした」「僕は1年生。お姉さんに見せられたそうですねぇ、宝の隠し場所」「そう、信じたくなぁーいっ嘘だぁー・・・ってそこで信じなかったらサンタクロースは居続けるんですよね」・・・ねぇ、悪いものって・・・(^^;;「そうそうサンタクロースは憑依するんですよね」と杉さん。「お父さんや、お母さんや、時には七面鳥に・・・自らの命を・・・」いやぁーん、なんだかなぁ。。。(笑)「クリスマスって好きなんですよ、誕生日より、お正月より・・・だって知らない人とも目が合っただけで・・・・『Merry X'mas』・・・って」なんだかその間がおかしくて横にいたけこたまとくすっって笑ったら「何かおかしかったですか?」と薫ちゃんにのぞき込まれる始末(^^;;そんなつもりじゃないんですぅーごめんなさぁいぃーしかし私たちの席って杉さんのにこにこビームが直撃です。くぅ〜恥ずかしい。。「クリスマスは心を豊かに暖かくしてくれます」
そしてそして嶋田さんのピアノとコーラスだけの「クリスマスの扉」
ひゃぁーうれしいぃーこのアレンジすごくよいですっドゥーアップ調のコーラスで薫ちゃんのハスキーな声がすごく強調されてすごく素敵っ!!続いて「恋の手ほどき〜X'mas in Love」クリスマスの曲が続きます(^^)薫ちゃんが最近見た夢の話。あまりにいい夢だったので見てすぐ作文にしたそうですが…東京タワーでテンプターズやサザンが演奏していると地響きが…外を見るとゴジラとキングコングが踊ってたという話しだけど「本当に揺れてるんじゃなくてそれは心が揺さぶられてたんだと思います。心を揺さぶるような歌を歌いたいなぁと思います。歌を歌うことも聴く事もつまんなくなってたわたしに杉さんが薫ちゃん、歌おうよって言ってくれました。そんな意味も込めて杉さんはこの曲を書いてくれたんじゃないかと思います。そして…」う〜んええ話やねぇ…「…薫ちゃん、お話の途中ですが、違う曲なんです。」「どわぁぁぁーーーっ」場内爆笑…「ナンかやな予感してたんですけど…」もう、薫ちゃんへろへろ(笑)「また後で話してね」杉さんたらぁーいけずぅ(笑)「いやーもう、字がちっちゃいんだもんっ(涙)」「私今日帰りたいぃぃーー(泣)」「せっかくだから水をさしちゃ悪いと思ったんだけど…」薫ちゃんはもう真っ赤な顔してツボに入っている。「かおるちゃーんっ」「かわいぃー」「がんばれーー」客席から声が飛ぶ。「話す事なくなっちゃいましたね。じゃ行きましょうか、大丈夫?」
「I need her love」だけど薫ちゃんは笑っちゃってコーラスに入れない。ずっと肩が震えてリュウマチ状態。でもこの曲も回数を重ねるたびにすごく厚みが出てカッコよくなってます。ホントに心がおだやかで心地よいです(^^)
「で、薫ちゃんいい夢見たんだって?」と杉さん。いぢわるぅー(笑)客席からも「ききたいぃー」今度は杉さんが見た夢の話や薫ちゃんが昔やってたラジオの話。そんぐらさんちの掲示板を見て杉さんがインスパイアされて作ったという「君の物語」この曲にこんなエピソードがあったとは…なんだか遠くの世界に思えてたのにとてもとても杉さんの歌が近くに感じます(感涙)よかったね、そんさー(^^)
「クラブ活動のノリでやってるんで…」とライブのリハーサルの裏話。ホワイトボードに書く曲順を「本日のオススメ」って書いちゃったから「サヨリのハッピーティラミス」(う、食べたくないぃー)だの「いわしのテラ」だの…もぅ、みんな好きなんだからぁ(笑)「じゃ、次は薫ちゃんが切々と歌います『とろろの中のプラネタリウム』」もぉー(笑)薫ちゃんはちょっとすねすねモード。「だめ?」って杉さん自分で言っておいて(笑)「歌う!」ああ、ホントに好きだなぁ…「心の中のプラネタリウム」ふと下田の夜空が浮かぶ。続いて「いとしのテラ」ああ、杉さんの作る星の歌ってホントに素敵(*^^*)オールディズのナンバーに乗せてメンバー紹介。今日はみんなムーディですねぇ(^^)続いて♪どんっどどんっどんっどどんっ♪きゃー待ってましたぁみんなで顔を合わせてよっしゃっ!立ちあがって踊る踊る。「Wineter a go go」くぅーっ薫ちゃんの声ってこの曲にホントにぴったりだなぁと生で聴いてしみじみ思いました。(ってそんな余裕ないくらい踊ってたんだけどね)♪うのっ!どーすっ!さとぅ!どぅあ!てぃが!くわとろっ!!♪みんなちゃーんと覚えてますよぉ
アレンジもちょっと違って最後の薫ちゃんの「GO!GO!!」がサイコ―にいかしてますっ!!そしてそしてJAZZYな嶋田さんのピアノ「ん?」と思った瞬間ひゃぁーー「Sentimental Dancing」きゃぁなんだかとってもアダルトですわぁー好きだなぁこのアレンジ(^^)六本木をイメージして作った曲を六本木で聴く。ううーん、いいわぁーん冥利に尽きます(^^)お、いたるさんのギターのイントロ「Lonely December」この曲も新たに好きになった1曲だなぁ。「最後の曲ですーロマ天!!」この曲ってホントにみんなと聴いてハッピーになれる曲。杉さんのにこにこが全体に広がって行く。薫ちゃんもホントにうれしそう。あーうれしいなぁーホントにこの空間が大好きっ!!そんな感じになってしまう。「どうもありがとぉー」
アンコール、アンコールっ!!
杉さんと薫ちゃんが再登場。たくさんのお花が渡される。「ゲストミュージシャンの里村美和ーっ!!」
さっとちゃーんっ!!そう言えば開場を待ってる間に会場に入って行く里ちゃんを見かけたなぁ。ザ・ロネッツの「It's my party」。ほんとにこういうフィフティーズの曲って薫ちゃんの声にぴったり合っててそしてホントにごきげんな曲だからみんなにニコニコビームが広がって行く。さとちゃんもタンバリンを振りながらツイスト、ツイスト!!ああうれしい、うれしい。続けて「くつ下の中の僕」。「Winter Lounge」の中では南佳孝さんのヴォーカルで始まるこの曲だけど杉さんの声で聴くとまた違った雰囲気。好きだなぁ。。。途中のHi-Fi SETのところはあれぇー誰だぁ?…きゃぁーしみちゃんだぁーっ!!しみちゃんのリードヴォーカルなんて想像もしてなかったからびっくり。でもいい声だぁ(ほれぼれ)だったーららだったーらららー…
2度目のアンコール。「僕らのキャッチフレーズは大人のポップスって言われてますが最初は抵抗があったんです。若い人には聴いてもらえみたいで。だけど薫ちゃんは昔よか輝いるようなパワーがあるっていうか…音楽から離れちゃった人はたくさんいて、僕ももしかしたらそうだったかもしれないけどたまたまこういう仕事をやってたので続けてるけど…やめちゃった人はストップボタンを押しちゃったもんだと思って仕方ないなと思ってたんだけど、薫ちゃんを見て実はストップボタンじゃなくてポーズボタンを押してただけなんだって。そしてポーズを解除したら今までためてたパワーがあるっていうのを薫ちゃんを見て気がつきました。大人になったからこういう曲が歌えるようになったんだなと誇らしい気持ちでレコーディングした曲です」「I wish」会場にぴーんとした緊張感が流れる。私はもうもう何10回も聴いてるけどやっぱりぞくぞくする。みんなはどうなんだろう。会場が冬の夜空のように清らかな凛とした空気に変わって行く。「愛することの尊さで世界を照らして…」
「おまけいこっか、おまけ」「おまけ?」「ちゃんとリハーサルしてないけど…」と言って「恋の最終列車」会場はまたもやテンションがあがって行く。ああ、音楽ってすごいなぁ。。。こんなにもこんなにも幸せな気持ちになって行く。ホントにこの曲で終わっちゃうの?なんだか信じられない。このままずっとずっと続いて行けばいいのに。まだ「I wish」の放心が残っていてなんだか一人だけ取り残されてる気がした。
ずっとずっとアンコールの拍手を送っていたけどもう、杉さんと薫ちゃんは出てこなかった。まだ私は放心状態だった。だけど幸せになったから十分だよね。しばらくして会場から出ようとすると2階で打ち上げをしていた杉さんが手を振ってくれた。ありがとぉ。素敵な夜だったよ。
会場の前には大きなツリー。街はもうすっかりクリスマスのイルミネーション。そう、サンタクロースは確かにここにいたよね。
12月3日(金)
今日は雑誌「Demagogue」創刊イベントに行く。松尾さんが出るのだ。朝ままからTelがあり、「入り待ちするね」というと「写真お願いねー」とのこと。けこたまもイベントに行こうかなというので2人で行くことにする。いこちゃんも入り待ちだけならと言うことで3人で渋谷に向かう。
あさっては松尾さんの誕生日と言うことで気持ちばかりのプレゼントのユンケルを買い込んで会場の「ON AIR EAST」へ向かう。さすがに12月、さっむーっと言うわけで3人でしゃがんで話し込みながら寒さをしのぐ。そうこうしているうちに私たちの横をすーっと過ぎていく人。鈴木慶一さんだぁーっ「こんにちは」と頭を下げると挨拶してくれた。しばらくするとワゴン車が入ってくる。「あ、元春・・・」と私がつぶやくといこちゃんとけこたまはもうすでに車の所に行っていた(笑)今日のシークレットゲストは佐野元春だったのだぁーああ、元春見るの何年ぶりだろう。。。などと思いながらどさくさに紛れて握手をしてもらった(笑)
しばらくするとマウンテンバイクに乗って里ちゃんが登場。「あっれ〜っ今日は何?」などと聞かれる私たちって何?「松尾さんです」とけこたまが答えると「あ、そかそか」「今日は元春ですか?」と聞くと「うん、そだよ」と。「昨日よかったですぅー」というと「あ、これ?」と言ってツイストをしてくれた。ああ、いい人だぁ〜っ里ちゃんっ
係りの人に聞くと松尾さん時間通りならもう入ってるでしょうと言うことだったのであきらめて暖かいものを食べに行く。いこちゃんと別れてけこたまとお茶をしているとちょうどままたちがその店の前をとおり、合流。Mikiにゃんとも合流して会場へ向かう。開場が遅れて30分近く待ち、中へはいると中央はスタンディング、端に椅子が用意されていた。椅子に陣取り、創刊の「Demagogue」を買う。松尾さんのイラストや杉さんのバリのエッセイがあり、お買い得です。開演を待つ間(ライブ中もやってたっけ?)隣に座ったちえちゃん、けこたま、私の3人で「Demagogue」を読みながら笑いをこらえ肩を揺らしていた。これじゃまるで薫ちゃんの言うところのリュウマチだわぁ(笑)
開演になり、春にデビューするというバンドから始まる。松尾さんは3番目の登場。小室さんも一緒。ああ、うれしいなぁ。小室さんも見れるとは思ってなかったから。まさかずさんのご配慮で松尾さんの時だけ前に行かせてもらうことに。ままとMikiにゃんはホントにうれしそう。松尾さんはまずピアノの前に座り、「愛しのロージー」を。アコースティックな「ロージー」はまた少し趣が違ってよかったぁ。そして「パレード」。昔の曲らしいけどPiccadilly Circusの雰囲気のある素敵な曲。ちょっとノスタルジックでちょっとメリーゴーラウンドに似てるかな?アコースティックでも良いけどバンドでもやって欲しいなぁ。ピアノからギターに持ち替え「ハイヒールにタイトロープ」そしてBOXの「I beg you please」なんだかこんなところでBOXが聴けるとは思ってなかったので狂喜乱舞。小室さんのコーラス「Please!」もいかしてます。くぅ〜っそしてシネマ時代の「君のプリズナー」を鈴木慶一さんと一緒に。もうままとMikiにゃんの瞳は恋する乙女状態。松尾さんのソロって初めてだけどホントいいなぁ。松尾さんも最初は緊張気味だったけどとてもうれしそう。
元春の出番になり会場もなんだか緊張した雰囲気。なんだかんだ言ってもすごいオーラをもってる人だ。昔の曲もやってくれてうれしいなぁ。ヘッドバンキングもしてくれてこれじゃまるで佐野”ライオン”元春だわ。ステージ右側の私たちの前にはおおお、銀次さんだぁっ元春の斜め後ろには里ちゃん。「さっとちゃ〜んっ!!」なんだか里ちゃんはいつものように笑って手を振ってくれるんだけどなんだか違う。マウンテンバイクに乗って来た里ちゃんとは別人のようだ。かっこいいなぁ(注:普段の里ちゃんが格好悪いというわけではありません)はぁーもう視線は里ちゃんに釘付け。あー私って元春もファンだったのになぁ・・・
いろんなバンドが出た後、最後にPANTAさんのステージで会場のボルテージがあがって行く。そして最後のセッション「STARTING OVER」。もう出てこないだろうと思ってた元春も出てきてる。右端にいる私たちの前のマイクには里ちゃんと松尾さんとサエキケンゾウさん。くぅ〜っおいしい位置。3人はコーラスが中心なんだけどホントにホントにうれしそう。1つのマイクで♪ちゅる♪ってまるでそれじゃ内山田弘とクールファイブ(ふっるーっ)松尾さんのこんなに嬉しそうな姿ホントに初めて見たなぁ。里ちゃんもいつもの里ちゃんに戻っていた。2人のにこにこビームで私たちのまわりににこにこが広がって行く。くぅ〜うれしいなぁ。
ステージを去るときにバリで教えてくれた数の数え方をやりながら去って行く里ちゃん。うれしすぎますぅーっ松尾さんもいっぱい手を振ってくれた。
イベントが終わった時点でもう11時前だった。それから居酒屋でだらだらとしていたらすっかり始発電車が動く時間になっていた。ああ、眠らない街、渋谷。。。12月4日(土)
日付の切れ目のないままMikiにゃんと大阪へ向かう。今日は杉さんと薫ちゃんの阿倍野のHMVでインストアイベントの日。ああ、こんな徹夜明けのぼろぼろの姿で杉さんと会うのかぁ。とりあえず、少しでも寝ようとうとうとしているうちに京都に近づいてきて準備をしているうちに新大阪に着。Mikiにゃんお勧めのおうどんやさんで「おじやうどん」をいただき(ああ、ほっとするなぁこのお出汁の味)栄喜を養い中古屋巡りをする。昨日、宴会に来てた人に手相を見てもらったときに「インスピレーションを磨く練習をしなさい」って言われて「今日は絶対良いものを買うんだって信じて買いに行くと見つかるもんだ」って言われたので今日は絶対Hi-Fi SETのあのアルバムを見つけるんだぁ!とあまりにも具体的に心に誓う。んなもん、無理に決まってるよぉ(笑)1軒目で初めてお目にかかるSail Awayのアナログをゲット。うぎゃぁーっこれは幸先良いぞぉーっ3軒目で杉さんのシングル10数枚を発見。すごすぎ。もう、昨日寝てない事など忘れるくらいテンションがあがっていく(笑)そしてなんと探していたHi-Fi SETのアルバムも発見。こっわぁーっ人生って信じれば何とでもなるものなのね。深いなぁ。。。中古道。ずっと欲しかった杉さんのシングルや薫ちゃんのシングルまで見つける。Mikiにゃんも成果は良かったようだ。2人とも大満足でインストアイベントの会場へと向かう。
イベント会場に行く前に会場であるデパートの中に勤めてるみねちゃんの売り場へ行く。「大丈夫?仕事終わりそう?」と聞くとなんとか抜け出してでも行くと言う心強いお言葉。会場にはもう関西チームのののちゃんや、名古屋チームのAkemiちゃんも到着していた。高島さんに今日配るFM愛媛の公開放送のお知らせのチラシを見せてお店の人に許可をもらって集まってきている人に配ったり、ステージの前でみんなで話したりしていると向こうから緑のジャケットの杉さんが登場。げげーっああ、また硬直。頭を下げるのが精一杯。後ろには2日のライブと同じフリル付きのシャツを着た薫ちゃん。なんとか引きつり笑顔で手を振る。ひくひく。
そうこうしているうちにリハーサルが始まる。2列目の杉さんの前にいたのはいいけどだめだぁーこの距離。どこを見ていいかわかんないくらい近すぎて恥ずかしい。うう、どうしよう、どうしよう。マイクチェックの後杉さんのギター1本で「心の中のプラネタリウム」。ああ、この曲やってくれるのかなぁ・・・と思っていたらさわりを歌っただけで「もう、大丈夫だよね」というアイコンタクト。うう、もっと聴いていたいぃ・・・そして「カラオケのやつ、お願いしますー」と杉さんが言って「This magic moment」これもほんのちょっとやっただけで「OKでーすっ」「また後でねー」と杉さんと薫ちゃんはにこやかに控え室の方へ行ってしまった。
今日のインストアライブでは握手会とポラロイド写真撮影会があるそうだ。ああ、何にもしゃべることないよぉーっまた自己嫌悪になりそうだ。とまたどきどきしていたらあっという間に時間になってしまった。
ステージの隣のDJブースから2人の紹介があり、杉さんと薫ちゃんの登場。少しづつ人も増えて5〜60人くらいかなぁ。ちょっとした挨拶の後、杉さんのギターで「涙のステップ」。サビの杉さんのコーラスはないけどアコースティックな「涙のステップ」もなかなか好きです。「薫ちゃんはインストアライブ初めてですか?」と杉さん。んん〜?ちょっと勘違い?「この前の銀座のやつはインストアじゃないの?」と薫ちゃんもつっこむ(笑)会場になっているデパートにサンタがしがみついてるディスプレイがしてあるのを見て「泥棒がサンタのかっこして泥棒すると怪しまれないかも知れませんねぇ」・・・って薫ちゃぁーんっ(^^;;「レコード屋さんに行って『さ』行のアーティスト探すの恥ずかしくない?」という杉さんの質問に「普段はお化粧もせずに歩いてるんで平気ですよ」と薫ちゃん。「そうそう、前に何だっけ?ショートパンツに・・・」「あーあれ、ショートパンツにTシャツって言いたかったのにショートパンツに短パンって言っちゃったんです」(爆)そうそう、8月9日の渋谷のライブの時に言ってましたねぇ。「なんだか重ねてはいたらブルマーみたいになっちゃっいますね」って杉さぁーんっ(^^;;
そして「さよならHappy Tears」
カポ1上げの術もばっちり決まり、2日のライブの後の話。ライブの打ち上げが終わって薫ちゃんが家に帰ってみると家中が水浸し。どうやら水道の調子が悪かったらしく、朝まで一睡もせずに雑巾掛けをしてそのまま大阪入りしたらしい。大阪に来る新幹線の座席の6番と9番を杉さんが間違えて「子供っぽい間違いですよねー」なんて薫ちゃんも激しいつっこみ(笑)
「ぼくのOKUSAN」
今日は薫ちゃんのコーラスが入らないなぁ。でもギター1本の「ぼくのOKUSAN」はなんだかとっても近く感じてぞくぞくしちゃいます(*^^*)京都のラジオに出たときに薫ちゃんがのど飴をなめながら放送に出演し、杉さんが「京都と言えば」と尋ねて薫ちゃんが「五重塔」と答えた瞬間、まるで福引きの抽選みたいに口からあめが出てきた話を嬉しそうに話す杉さん。リベンジ?(笑)
「アルバムには入ってないけど・・・」と「Johnny Angel」FM愛媛の公開を思い出すなぁ・・・「自分の好きな音楽があったのに子供が出来てしまったり・・・出来てしまったら困るんだけど(笑)忙しくなったりして音楽を聴くことも遠ざかってしまうかも知れないけど自分の好きな音楽を聴き続けて下さい。」「ジジィババァになっても聴き続けて下さい。音楽は一生の友達です」カラオケちゃまの助けを借りての「君の物語」最後はカラオケの音が出て無くて杉さんのギターだけだったけどこんなに近くでこの歌を聴けて本当に幸せです。でもああ、どこを見ていいかわからない。思わず下を見てしまう。ううう。。。
ゴメスザヒットマンのプロデュースの話になる。杉さんの音と今の若いバンドがどんな音を作り出すのか本当に楽しみです。「未来は子供達の為にあるって言うのは本当は嫌なんです。自分が放棄してるみたいで。子供と一緒に何かやるっていうのはいいんですけど、でもみんなお父さんとお母さんの子供だから・・・」「そうですよね、みんな子供なんですよね」「そうだから僕たちを含めすべての子供達に捧げます」「I wish」ああ、だからこの曲を聴いたらとても清らかな気持ちになるんだなぁ。とても壮大で懐の深い曲。奥がましいけどマリア様ってこんな心をもっているんだろうななんて思えちゃう。近くで聴いたら本当に鳥肌が立ってまたまた放心状態になってしまった。
ライブが終わった後、ポラロイド撮影会。ああ、だめだぁーっついつい、後ろの方へ。こうして時間を稼いで何か話すネタを考える。でもだめだぁー頭真っ白だぁ。杉さんと薫ちゃんが並んでるとどうしても薫ちゃんに話す事を考える余裕がない。話したいこと、聞きたいことはいっぱいあるのに。ごめんなさぁーいぃ(涙)「そだ、でまごーぐ、でまごーぐ」・・・とつぶやきながら昨日の「Demagogue」の事を言おうと心に誓う。(また、大げさな・・・)
私の番になった。かっきーん、またまた固まってしまう。杉さんが「あ、Nちゃん」と言ってくれるがまたさらに緊張。ううう、だめだぁーっ今日買った2人それぞれのシングル盤を出してサインをしてもらう。なんだかまた受けてるぞぉー。(前に昔の写真にサインしてもらったときも受けてたぁ)ひゃぁーインスピレーションのたまものだわなぁ。。。「『Demagogue』読みました」って言うと「あ、もう出てるの?」って聞いてくれて「あ、昨日のイベントで・・・面白かったです。あのー」とHPのお伺いを立てたら「あー全然OKだよぉー」と。ああ、すごい、建設的な話が出来たぁーっうーぅ感激だぁ。。。私もずいぶん、成長したなぁーと感慨深くなってしまった。
みんなの撮影が終わり、いろいろと話していると杉さんがたちが出てきたのでお見送りして私たちも外へ出る。ああ、終わっちゃったなぁー。でも明日もあるしね。
とっちらかったまま、みんなで近くのビアホールに行く。イギリスのエール(ビール)を飲みながらBGMはビートルズ、みんなのおしゃべり、おいしい食事。ああ、世界の中心。。。ああ、夢のようだなぁ。。。ほどよい酔いと満腹感と緊張の切れ目でホントに夢の中に落ちてしまった(笑)
12月5日(日)
前日の完徹がきいたのかAkemiちゃんに起こされるまで爆睡していた。多少の事件はありつつも(笑)準備を済ませ、梅田でお昼代わりの明石焼きとたこ焼きをみんなでつっつき、(ああ、幸せ)ごきげんパーティ(杉さんのFCのパーティ)の会場である「Cafe restaurant STAFF」を目指す。会場前にはもうすでに行列が出来ていた。見慣れた顔もたくさんありあっちこっちで挨拶しながらFM愛媛のチラシを配る。知らない人も快くチラシを受け取ってくれるし、いろいろ聞いてくれたり松山までのアクセスを聞いてくれたり、いい感じ(^^)うふふ、この中から一人でも松山に来てくれたらいいなぁ。そうこうしてると向こうに金髪の頭が・・・・「あーしみちゃんだぁーっ!!」KANさんのバックで大阪入りしていたらしく様子を見に来たらしい。ああ、なんだかうれしいなぁ。こんなところでしみちゃんに会えるだなんて。
会場は本当に普通のレストランといった感じ。前にステージがあってテーブル席になっている。指定されたテーブルにつくとかよちゃん、ののちゃん、Mikiにゃん、くるみちゃんが同じ。かなり濃いぃテーブルだぁ(笑)サンドウィッチが出されるが、もぉっのどには何も通らない。はぁーっまた緊張してきた。
昨日と同じ緑のジャケットに緑のネクタイの杉さんが登場。「昼間っからこんな雰囲気だと結婚式みたいですねー今まで3組結婚式の司会をしましたが2勝1敗です。」なーんていいながら、近況を話していく。こんな所まで来てFM愛媛の話もして下さって嬉しい限りです。「今週の杉さま」やたら受けてるなぁ。これでチラシの効果もあがりますぅー(感涙)NACK5の話からライブでも言ってた「駐車場でウクレレを弾く男」の話。(100円パーキングで車の中で「Acoustic a go go」のウクレレの練習をしてたら人に見られて恥ずかしい思いをしたってやつですね)昔のマネージャーさんに頼まれて断れなくて某金融会社のCM音楽を担当したけど契約の都合で(笑)東さんが歌うようになったこととか、その製作会議に行く途中、さんざんMDを勧めていた担当の人がエレベーターの中でテープを手で巻き戻してた話とか。それから質問タイムになり、「Winter a go go」のかけ声の事や、飼ってる猫の種類(去年拾った猫はいつの間にか8〜9kgになってしまったらしい)、最近始めたことでお箸の持ち方を矯正した事、「Pop'n' Roll Paradise」のジャケットになっている合成写真は杉さんの弟さんと姪ごさんに似ててちょっと・・・って思ってる話などなど。なんだか素顔の杉さんが見れてなんだかとても身近で嬉しい気持ちになる。「恋の手ほどき〜X'mas in Love」を聴いて告白できるチャンスをもらった話や、「Piccadilly Circus」で結ばれたカップルの話は本当に嬉しそう。杉さんの歌で幸せになるなんて私が考えるだけでも嬉しいのに杉さん自身はもっともっと嬉しいだろうなぁ・・・
アンケートのリクエストに応えながら「ぼくのOKUSAN」歌詞がとっちらかっちゃったけどそれも何となくアットホームな感じでいいなぁ。何やろうかなぁと言いながら「恋する0.1」。ああ、大好きだぁ、この曲も。会場からいきなりのリクエストに「Romancing Story」を歌ってくれる。冬にこの曲聴くとほかほかしちゃう。嬉しいなぁ。
薫ちゃんが登場してここでもまた新幹線の座席間違えの話や、薫ちゃんがのど飴を出した話などをしてくれる。「杉さんといるとしわが増えるんじゃなくてしわが深まっちゃう(笑)」
「涙のステップ」の後、薫ちゃんへの質問「杉さんと活動を始めて一番変わったことは何ですか」に対して「よく遊ぶようになりました。昔一緒に仕事をしているときは一緒に飲みに行くこともなかったから杉さんはお酒が飲めないと思ってました。」って言うとすかさず、「お酒を飲む雰囲気が好きなのぉ〜」と杉さん(笑)うふふ。「女の子がよく言うでしょ」だって。薫ちゃんの子供さんの名前やその由来(12月が出産予定だったからサンタからのプレゼントだと思ってNoelを逆読みしてレオンくんとしたそうです。だけど早く生まれちゃって12月生まれじゃなかったらしいけど)も話してくれて「こんな事聞いちゃ失礼かなぁ」と思ってたけど快く答えてくれてホントにうれしかったですぅー「ウインタースポーツは好きですか」という質問に「実はフィギュアスケートやってたんです」と薫ちゃん。「あのライブのターンはスケートでつちかったものなんですねぇ」うんうんとみんな納得してしまう(笑)
ご夫婦で先生をやってらっしゃるファンの方が子供達に合唱コンクールで毎年杉さんの曲を歌っている話や、杉さんが名付け親になった子供さんの話など、杉さんって本当にファンの人のことを1人1人ちゃんと覚えて下さってるんだなぁと感動。杉さんは「ファン」というひとかたまりではなくてちゃんと「個人」としてファンを見てくれてるんだなぁ。(感涙)
杉さんのことを18年も好きでいて、17年間は雲の上の人だったのに。杉さんはレコードやCDや雑誌の中の人だし、普通の人とは違うんだってずっとずっと思ってた。もちろん基本的な気持ちは変わってないんだけどこの1年、どんどん杉さんが私のいる場所に下りてきてくれたという感じがして・・・確かにアーティストとファンという垣根はあるけれど同じ「人」として感じられるようになっている気がして。とても語弊のある表現かも知れないけど。その「人」としての暖かさをこの1年たくさん感じることが出来て驚きとうれしさの繰り返しで笑ったり泣いたりすごく忙しかった1年。今までの17年間は何だったんだろう・・・時々そんな風に思ったりするけどだけどその17年間があったから今の私があるわけだし、この1年間がとても価値のあるものに感じられるんだと思ったりして。
「さよならHappy Tears」昨日のインストアライブでもやった「Johnny Angel」すっかり薫ちゃんの定番になっている感じですねぇ。「ロマンティック天国」「Asian Paradise」そして「I wish」何度聴いても空気が変わってしまう曲だなぁ。
ミニライブが終わってプレゼント抽選会。バリのお土産や、ステッカーやサイン色紙が当るというもの。杉さんが抽選箱から番号を引いて行く。私たちのテーブルではまずMikiにゃんがバリ猫(木で作られた猫の置物)が当る。いいなぁー。なんて言ってるとののちゃん、かよちゃんとどんどんバリ猫が当る。ううう、すごいなぁうちのテーブル。そして私もなんと。賞品はたくさんあるのにみんな揃ってバリ猫が当るなんて(笑)
ごきげんパーティも終盤に差し掛かり、杉さんが各テーブルを回って写真撮影をしてくれる。ああ、だめだぁまた緊張してきた。頭の中は真っ白。とりあえず、みんなの2ショットを撮る。ううう、どうしよう、どうしよう。「あ、どもども」杉さんが話しかけてくれる。写真を撮ってサインをしてもらってうーっどうしよう…あ!松山!!「松山楽しみにしてます。」と言うと杉さんも笑って「楽しみにしてるよぉ」ううう、嬉しゅうございます。はぁそれで精一杯。いやいや、まあそれだけで十分なんですけど(笑)
薫ちゃんの周りにも人が集まって写真を撮っている。私も撮ってもらおうっと。「あ、Nちゃんっいつもいろいろありがとねぇ」ううう、すっかり薫ちゃんの頭の中には私がちゃんとインプットされているのねぇ…ああ、嬉しい。来たくても来れなかったおのぼりちゃんの話や、松山の話をする。ああ、またすぐ松山で2人に会えるんだなぁ。(感涙)
杉さんが他のテーブルを回っている間、いろんな人と挨拶をしたり、写真を撮ったりしていた。挨拶をしながらどうして私はこんなにもたくさんの人と知り合いなんだろうと思った。不思議だ。私にはこんなにもたくさんの杉さんのことを話せる友達がいる。ほんの1年前はほとんど誰とも会ってなかったのに。ありがとね、みんな。こうして私を覚えてくれて、一緒にライブに行ってくれて、一緒に杉さんの事を話してくれて。みんなとバイバイをしながらめぐり逢えた事に感謝していた。少しづつみんなが会場を後にして行く。また会えるよね。暖かい気持ちが私の中でいっぱいになった。もう、一人じゃない。今までライブが終わるたびに悲しくて、寂しくて泣いてばかりいた。だけど最近は笑ってバイバイが言えるようになった。遠く離れた街にいてもみんなと一緒だ。
杉さんや薫ちゃんにも笑って手を振った。なんだか壊れそうになるくらい自分が嬉しくて幸せだって感じることが出来た。
後ろ髪を引かれながらも会場を後にし、みんなで近くのバリ料理の店に行く。ロータスの看板、ガムランの音、ああ、「愛はタイムマシーン」すっかりあの場所にタイムトリップしてしまう。クタサンセットというカクテルを飲みながらミーゴレンを食べているともう、心はウブドのあの底が抜けそうな2階建てのカフェ。
あと半年でまた心の休日ができる。あの場所にたどり着ける。緑と歌に癒された場所。そこにたどり着くために、また日常が始まる。Thanks to Masamichi Sugi & Dreamland
&My soulmates with Hugs and Kisses!
Written by nia